『噂の刑事トミーとマツ』(うわさのけいじトミーとマツ)は、1979年から1982年の水曜日20:00 ‐20:54(JST、1982年9月までは20:00 ‐20:55)にTBSほかで放送されていたテレビドラマ。
東京の下町を舞台に、無学だが義理人情に厚い兄車寅次郎(渥美清)と、しっかりものの妹さくら(長山藍子)を軸に展開する人情コメディ。中学で家を飛び出し、20年近くも行方不明だった寅次郎が、妹さくらのもとにぶらりと舞い戻る。母は亡く、留守の間に父も他界していた。テキ屋が主人公というのが斬新だった。ラストは沖縄でハブに噛まれてあっさり死んでしまうものだったが放送後フジテレビに抗議の電話が殺到したため、映画化されることに。以降、映画のドル箱としてシリーズ化された。現在フジテレビには第1回目と最終回の2本だけが現存しているという。提供いすゞ自動車、日本石油、ニチバン。
姉さん女房でしかも再婚の女が姑のてんぷら屋に同居することに。夫だけが味方の奮闘が始まる。提供雪印乳業、HONDA、サンウェーブ、コンタック600。
花山美代(市原悦子)は、訪問看護師として、死を間近に意識した患者たちの自宅療養を支えている。一度倒れて以来、妻が口を聞いてくれなくなったと愚痴る野口重昭(神山繁)。商売が軌道にのったからと手術を拒否して自宅療養を続ける今泉典子(吉田日出子)。そして18歳の秋月恵美(上野樹里)は、どうしても、かつて住んで居た街に行ってみたいと言う。誰もがいつ訪れるかも知れない、間近に迫った死をみつめながらそれでも懸命に生きている。そんな中、美代と同じ看護師の由紀(星野真里)の妊娠が発覚した。
脱線転覆の予告!新幹線の轟音が消える日- 一つの鋭利な頭脳が巨大な組織に挑戦した!緊迫の10日間を描くサスペンス超大作!
巨匠、増村保造監督が描いた超一級の社会派サスペンス!「新幹線大爆破」の陰に隠れた、幻の傑作がついに初DVD化!!
当時社会問題となっていた新幹線騒音公害を題材とし、日本推理作家協会賞を受賞した清水一行の原作を、巨匠増村保造監督が完全映画化した傑作サスペンス。「大空港」「タワーリングインフェルノ」「サブウェイパニック」等々洋画のパニック映画全盛時代に作られた和製パニック映画の最高傑作のひとつである。同時期に東映がまったく同じ題材の「新幹線大爆破」を公開したため東宝vs東映の興行対決としても話題となった。その「新幹線大爆破」が本作より2ヶ月早く封切られ、エンターテイメント性を重視した派手なアクション娯楽作であったため、陰に隠れてし...
「国東物語」「月山」「遠野物語」を手掛けてきた村野鐵太郎監督が、仲代達矢はじめ豪華キャストで描く青春ドラマ。ある映画監督(峰岸徹 )が、ポルシェの音に魅せられて失踪した音楽家“マサシ"(仲代達矢)を探して旅を続ける男の物語を完成させるまでを描く。
若き弁護士浜野は、恩師宗方弁護士の年若い妻靖江と不倫関係にあったが、ある事情から靖江を絞殺する。ところが宗方邸の近くをうろついていた前科4犯の男脇田が宗方邸から盗んだ宝石を所持していたことから、靖江殺しの容疑者として緊急逮捕される。
脇田は、盗みは認めたものの殺人については否認したため検察の尋問は数日に渡る。しかし、担当検事落合のしぶとい追及に脇田は殺害を自供し、事件は決着を見る。
一方、妻を殺された宗方弁護士は死刑廃止論者としての信念から敢えて脇田の弁護を担当する。そして、その助手を務めることになった浜野は良心の呵責から必要以上に脇田の無罪を主張する。その浜野の言動に不審を抱いた落合は、秘密裏に補充捜査を開始する。