子供たちに身近な物事の起源や歴史といった「はじめて」をドラマ仕立てで紹介する、娯楽要素を盛り込んだ番組である。最大の特徴として、実写映像とアニメの2つの表現方法を混用していた点が挙げられる。物語の導入部と結末はフィルムカメラにより収録され、核となる時間旅行シーンはアニメで表現されていた。実写とアニメの切り替え時のセリフは「クルクルバビンチョ パペッピポ ヒヤヒヤドキッチョの モーグタン」で、アニメパートになると「モグタン、ここはどこ?」「紀元前○○○○年のエジプトだよー」と場面設定説明が入るという、子供にも分かりやすい展開を用いていた。
1回の放送時間は実質25分ほどであり、その内訳はオープニング曲、本編1、本編2、エンディング曲、ぼくの絵わたしの絵コーナー(視聴者からのイラスト紹介)、次回予告と続いていた。毎回2つの事柄について取り上げていたが、...
警視庁捜査一課の刑事たちが事件を解決する模様を描いた刑事ドラマ。江藤潤演じる新人刑事の星日出夫が、先輩刑事たちからの指導で成長していく姿も話の中に折り込んでいた。
浅野ゆう子、京本政樹らが出演した、1988年大映テレビ(TBS)制作の作品。互いに愛し合い婚約を交わすも、相手との絆を引き裂いた男と無理やり結婚させられた女。男女3人の間で渦巻く愛と憎悪を描く。3人の間には、更に深い悲劇が始まる。そして最後に彼女が選んだ道とは…。大映テレビお得意の“ドロドロ”な展開必至のドラマである。
浅野が演じたのは、愛と憎悪の渦の中心人物となる主人公奈津。京本は、婚約者である奈津を奪われる直樹役。直樹とは兄弟同然に育った仲ながら、彼から奈津を無理やり奪う良一は藤堂新二が扮した。そのほか、佐野浅夫や根上淳といった実力派のベテラン俳優が脇を固めた。
小牧春彦は、妻雪絵のセックスに対する不感症のため日夜欲求不満に悩まされ、そのはけ口として、雪絵の友人秋子と逢引きをつづけていた。やがて、春彦は、雪絵の父に離婚の意志を伝えた。離婚の原因が雪絵の不感症にあると知った父は、雪絵を知人の婦人科で精神病医である矢野医師に紹介した。矢野は雪絵の昔の恋人であり、雪絵は最初恥らうが、矢野の言葉に従い、その豊満な肉体をベッドに横たえた。矢野は、その性感帯に触れていったが、雪絵は感じるどころか、嫌悪感に唇をわなわなと震わすのだった。精神的な面に原因があると判断した矢野は、雪絵の幼時体験を聞き出す。やはり、両親のセックスを目撃したこと、強姦されたことで潜在的に自分の性までも嫌悪していたのだった。全てを聞き出した矢野は、雪絵の豊満な乳房を優しく揉みほぐし、愛撫すると、初めて微かに反応を示すのだった。翌日、ふたたび雪絵を抱き...
翔たちか旧約聖書の世界を旅してから5年。“タイムフック”のテータを移したハソコン の中に消えたまま戻らない愛犬キッチョムを探すため、今度は翔の弟悠か紀元前のイ スラエルへと旅立った。聖書シリース第3作。
タツノコプロ十八番のボディアクションに巨大ロボットを加味したハードSF。主人公チームのリーダーが女の子である点など、時代を先取りしていた。港町に暮らすワンパク探検隊の少年少女5人は霧に包まれた海洋の島を発見。そこは故大洗博士が地底魔人の地上侵略を予見して作り上げた防衛拠点だった。岬洋子ら5人は正義のゴワッパー5として大洗博士から戦闘メカと巨大ロボゴーダムを託され、ジゴグダー皇帝率いる地底魔人に挑む……! 本作の演出には富野由悠季(当時は富野善幸)らも参加。ゲストキャラクターをあえて死なせる描写が続出など、当時のタツノコ作品の中でも傑出したハードテイストが話題となった。ちなみに関東での本放送の際、番組前半時は『グレンダイザー』が裏番組であった。