『西部警察』の後を受けて製作されたポリスアクションドラマ。当時人気のあった映画「ランボー」など、「傭兵モノ」の影響を受けた作風となっている。また、空前のバブル経済の時勢を受けて、登場人物たちも当時の流行ファッションに身を包んでいた。多様化凶悪化し、通常の警察力では対処困難な犯罪に対抗するため、警視庁上層部によって極秘裏に創設された機関が警視庁捜査第8班(通称:ゴリラ、G-8)である。指令は刑事部長から直接下され、いかなる事件にも介入できる権限ばかりでなく、メンバーには「グリーンカード」と呼ばれる殺人許可証が与えられ、彼らの命を賭した戦いが、ここから始まる。第1話は120分枠のスペシャル版。全46話。
現場に香水の香りを残したのは誰!?京都島原遊郭の花魁(おいらん)ショーのモデル千代が、道中ショーを終えた直後死亡した。ショーの最終に客から猛毒のついた針を刺されたらしい。事件前に偶然、リポーターの麻沙子が取材していた。カメラマンの朝田が撮ったビデオには、客の誰かが開いた扇子を見てひどく驚く千代の姿が映されていた。扇子には「61717」と書いてあった。事件の数日前、昭和61年7月17日に失踪、行方不明になっていた主婦の白骨死体が貴船川の近くで発見された板。2つの事件に関係があると見られ、3年前の千代の交友関係が洗われる。