金田一は、指定された京都の料亭に出向いたが、そこには誰も現れなかった。やむを得ず、外に出た金田一は、憂愁を漂わせた美しい鶴田弓枝(高橋ひとみ)という女性に出会った。彼女を家まで送る途中、突然、不気味な鈴の音とともに、奇っ怪な光が浮かび上がり、ふたりに何者かが襲いかかってきた。この出来事が、これから起こる連続殺人の幕開けとなったのだ…。
キー局 TBS
放送曜日 月
放送期間 1995/09/04~1995/09/04
放送時間 21:00-22:54
放送回数 1 回
連続/単発 単発
番組名 月曜ドラマスペシャル
主な演出 (監督原田 眞治(原田 真治))(監督補田中 幹人)
原作 横溝 正史「悪魔の家」
局系列 JNN
制作会社 東阪企画、TBS
制作協力 映像京都
制作 (制作担当丹羽 邦夫)(制作デスク横山 千賀)
企画 (企画協力...
父に溺愛されて育った娘が愛に目覚めたとき、次々と血なまぐさい殺人事件が起き始める。
ガラスの心を持つ天才詩人中原中也の悲しみに彩られた青春の日々をしみじみと描く。詩人中原中也と、新進作家の佐古瑛介。天才と自称する中也の天衣無縫さに振り回されながらも、瑛介は中也にひかれ、2人は厚い友情で結ばれていた。瑛介が中也の愛人須奈子を奪っても、その友情は変わらなかったが、瑛介が須奈子を捨てて他の女と結婚したとき、2人の友情は決裂する。新聞投稿でも好評だった。「十五日の関西テレビ『ロマンの果てII汚れっちまった悲しみに』を見て強い感動を受けた。中原中也の詩を題名におり込み、三十年という短い一生であったが、激しく情熱的だった彼の人生が描かれていた。詩人としてまわりの人や家族にさえ認めてもらえなかったが、それでも自分の道を進んで行った彼に真の人間らしさを感じました。
ペットの世話から国家規模の事件まで、あらゆる難題に1人立ち向かう男トーゴーを描いた作品。
機屋の父と対立して、一宮の地を捨てた良明は、一流デザイナーとしてその地位を築き上げた。しかし、父正蔵の急死の為に家にもどった良明は、後継ぎのことで兄一也と口論となりトップデザイナーとしてのプライドを捨て故郷にもどる決心をつける。東京にいる恋人の令子はそんな良明の身勝手な決意に不満を抱くが、もはや止めることは出来なかった。半月後、再び故郷にもどった良明は、そこで母君子が機織の機械を売ってしまったことを知り怒るが、逆に半月間何も連絡もせず突然もどってきたことを妹美紀から責められるのだった。それでも良明は機織が生き残れる道を必死に模索する。そうして友人佐久間や地元の有力者の助けを得て、若い野心的な地元実業家村山から良明のデザイナーとしての力量も生かせるようないい注文を受けるが、逆に村山にアイディアを盗まれてしまう。それでも負けじと今まで以上に奮闘し新しき道...
先物取引で借金を抱えた小宮由紀子(秋吉久美子)が失踪してから一年後、山麓の樹海で白骨体が発見された。遺体の側にあったバッグからは、名前が書かれた診察券が見つかり、妹の早知子(とよた真帆)は警察から身元確認を依頼される。当初、借金を苦にした自殺と思われたが、早知子は刑事から、由紀子には保険金が掛けられていて、しかも借金と死亡給付金の額が同じであったことから他殺の疑いを告げられる。
シリーズ第2作。伝説の殴り込みから5年。敵対組織の組長の命を奪った風間一家幹部北川が帰ってきた。兄弟分の倉田のところに身を寄せるが風間一家はすでに看板を下ろし建設会社となっていた。その建設の仕事の中に広域組織大成会が絡み、その勢力拡大の片棒を担がされていると知ると、北川は町を守るために風間一家の看板を再び上げる。
十津川警部(渡瀬恒彦)は亀井刑事(伊東四朗)の勧めもあり、仕事の疲れを癒すため京都へ。行きつけの旅館についた十津川警部は、悲しみを秘めたある一人の女性(濱田万葉)を見かける。女将の芳子(松原智恵子)の話では、東京からの客で失恋旅行なのではないかというが、十津川は気になって仕方がなかった。翌日、嵯峨野を訪れた彼は、ある念仏寺で幼い子供の石仏を思いつめたように見つめているその女性を見かける。そして彼女が寺のノートに書き残した文章をみると「私は彼を殺します。ゆみ」と書かれていた。十津川はすぐ追いかけるが、見失ってしまう。旅館に戻り、芳子からその女性の名を聞くが、彼女はゆみではなく、「高木亜木子」という名で宿泊していた。十津川警部は亀井刑事に連絡を取り、彼女を調べるよう依頼。その結果、高木亜木子(田中美奈子)という女性は存在したが、東京で働く弁護士であり、今...