舞台は十一代将軍徳川家斉の文化文政期。時の老中松平伊豆守信明を叔父にもつ明朗闊達な美剣士月影兵庫と、彼を慕う旗本の一人娘桔梗、元スリで三枚目的キャラクター合点の安の三人が東北地方を旅するうち、様々な事件に巻き込まれる。松平伊豆守の政敵牧野備前守忠精の陰謀との闘い、謎の剣豪幻一角との死闘を通じて、色模様あり、推理サスペンスあり、最後は兵庫の快刀乱麻を断つ活躍で事件を解決していく。
プロデューサー 江津兵太(テレビ東京)
小川治(テレビ東京)
桜林甫(松竹)
佐々木淳一(松竹)
エンディング 佐武明香『孤独のカーニバル』
放送期間 1990年10月7日 - 12月23日
放送時間 日曜日21:00 - 21:54
放送枠 テレビ東京日曜9時連続ドラマ
放送分 54分
回数 12
スタッフ
脚本 - 田上雄、貞永方久、下飯坂菊馬、平田一夫、...
女子高生の角田奈緒(吉野紗香)は親が借りてくれた「グラウエンハイム」という古いマンションで初めての独り暮らしをすることになった。引っ越しの当日、マンションへ向かうと次々と住人が引っ越してくる引っ越しラッシュだった。父親が借りてくれたその部屋は4階の8号室。住み始めると、隣の7号室に住む清水絵里子は何かに異常におびえていた。「どこかに指紋が着いたら、何かあったときに困る」と言っていつも手袋をしていて、「エレベーターは逃げ場がないから」と言って階段を利用していた。おまけに部屋のドアには4つもカギをつけていた。
そんなある日の夜中、何か変な音で目を覚ますが気にせずにそのまま寝てしまう。翌日、地下の喫茶店でカラスがうるさいと苦情があった。管理人兼喫茶店のマスターの前田からバイトの高村に屋上の確認とゴミを片付けてほしいとのことで奈緒と高村が屋上へ向かうと…そこ...
『新必殺仕事人』(しんひっさつしごとにん)は1981年5月8日から1982年6月25日まで、テレビ朝日系で、毎週金曜日22:00 - 22:54に放送された、朝日放送と松竹(京都映画撮影所、現松竹撮影所)共同製作のテレビ時代劇。全55話。必殺シリーズの第17作、必殺仕事人シリーズの第2作、中村主水シリーズの第8作である。
制作 - 山内久司(朝日放送)
プロデューサー - 仲川利久(朝日放送)、櫻井洋三(松竹)
脚本 - 野上龍雄、保利吉紀、石森史郎、工藤栄一、長瀬未代子、林企太子、南谷ヒロミ、高山由紀子、吉田剛、望月俔東子、高橋稔、福岡恵子、田上雄、松原佳成、藤城洋子、篠崎好、仁多雪郎、正中恵、加田藤穂
音楽 - 平尾昌晃
監督 - 貞永方久、松野宏軌、田中徳三、前田陽一、井上梅次、工藤栄一、水川淳三、松本明、黒田義之、松尾昭典、山本邦彦、水...
必殺シリーズの長時間スペシャル第9弾である。
概要
15年続いたレギュラーシリーズ終了の直後に放送された。これ以降、『必殺仕事人激突!』で復活するまで年数回のスペシャル路線として継続していくことになる。 安政の大獄や唐人お吉をストーリーに導入し、桜田門外の変で大老井伊直弼を暗殺したのは、頼み人から依頼を受けた中村主水であったという内容。
何でも屋の加代が仕事人グループ「絵日傘」の元締として再登場し、自らも殺し技を披露するが敵の襲撃に遭い、グループは崩壊。終盤は主水と組み、仕事人の密偵として復帰した。政と影太郎は終盤のみの出演。政に至っては台詞が解散の際に発した一言のみであった。
2013年放送の『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系列)のコーナー「新3大○○調査会」で、本作が取り上げられた時はなぜか、ゲスト出演の江夏豊の演技がクローズアップさ...
松坂慶子主演、木下惠介脚本による不朽の名作ドラマ。熊本阿蘇を舞台に、1人の男を愛したヒロイン糸子の13年にわたる“愛と悲しみ”を描いた、木下惠介「人間の歌」シリーズの第16作。木下が第4作「冬の雲」以来、約3年ぶりに脚本を手がけた。物語は昭和37年(1962年)から始まり、話数が増すごとに「そして、1年…」という展開で進展する。糸子を演じる松坂のほか、寺田農、市原悦子、地井武男、小坂一也といった実力派の面々が脇を固める。1971年作品。
【ストーリー】
昭和37年の夏。阿蘇山のふもとの街道沿いに1軒のドライブインが完成しつつあった。近くの温泉場で旅館を経営する池月巴(市原悦子)が、結婚する娘糸子(松坂慶子)のために建てたものだった。旅館の板前片倉修二(寺田農)との結婚を2日後に控え、糸子は幸せな気持ちでいっぱいだった。だが、その夜、異様な顔つ...
将基面誠(三浦友和)は千葉県がんセンター婦人科医長という恵まれた環境にありながら、医師として、現在の境遇に疑問を抱いていた。終戦直後、過酷な強制収容施設に入れられた時、妹を失った辛い経験。そして今もどこかで医療を必要としながらもかなわず、命を落としている人達が大勢いるという現実。医師となって二十年、誠はついに無医村に行く決意をする。妻春代(伊藤蘭)も苦渋の末、3人の息子と共に夫の夢を共に見る決意をする。だが、春代の発病、医療に対する村の人々との考え方の壁…新境地に夢を抱いてやって来た将基面一家は、次々と過酷な運命に見舞われる。
銀行に勤める夫和男(50)と息子光太郎(22)、娘すみれ(17)を持つ、ごく普通の主婦山田典子(45)。
和男の銀行が不況で賃金カットになったことから、典子は前回同様、日比野仁が所長を務める探偵会社K&Dリサーチへパートタイムで働きたいとお願いに行った。そこへ、大手外食産業サンライズダイニングに勤めるキャリアOL小田島理恵から、「盗撮ビデオや写真が送り付けられたり、ロッカー荒らしなどの被害に遭っているので、嫌がらせをしている犯人を突き止めて欲しい」との調査依頼が舞い込む。典子は、その会社に短期のアルバイトとして潜入し、調査を始めることに…。しかし、その会社は女子社員を食い物にするセクハラ会社だった!!
コピーとりなど慣れないOLの仕事に奮闘しながら、典子はティッシュ箱の中に仕込んだビデオカメラを理恵のデスクの近くに設置す...
実相寺昭雄監督の呼びかけのもと、若手監督が集結し製作された怪奇ミステリーシリーズ。「灯の中の対話」「小夜子の恋」「できごと…」「紐」の4話を収録。
古本屋の大黒文治郎(榎木孝明)は、祇園のお茶屋「花牡丹」の長年のなじみ客で、女将のサヨ(秋野暢子)に生涯払い続けるほどの借金を背負いながらもウマの合う仲。京満銀行の高橋(チャーリー浜)も大黒に貸した金を返済してもらうのに一生懸命だ。「花牡丹」の座敷で古書ブローカーの町田が刺殺され、舞妓が逮捕されるという事件が起こる。大黒は古書「好色一代男」に一千万円もの値がついた秘密をさぐる。やがて、この本を町田から買った資産家の竹内和歌子も何者かに刺殺された。和歌子の夫(寺田農)は西鶴研究で知られる学者だ。西鶴には二人目のライターがいて「好色一代男」を代作したという伝説の裏には、執念の復讐劇がひそんでいた。
長野県警のベテラン刑事伊原泰三(小林稔侍)は、三年ぶりに居所が判明した行方不明中の一人息子優(山本隆司)のもとを訪れようと、休暇をとって一人上京する。実は、優と音信不通になったのは、進路のことで泰三と優が大喧嘩をしたのが原因だった。優は将来、映画制作の道に進むことを希望していた。だが泰三がそれを認めなかったために、優は反発して大学を中退。行方をくらませてしまったのだ。優の勝手な行動を許せずにいた泰三であったが、妻の千鶴(松原智恵子)に諌められ、今回、東京へと向かうことを決意したのだった。優の住所を記したメモを片手に大きなマンションを訪れる泰三。だが、優が住んでいると思われた部屋には、今井晴子と名乗る女性(伊藤かずえ)と幼い女の子が暮らしており、優は再び姿を消していた。仕方なく泰三は管理人の笠原保(大浦龍宇一)に息子のことを尋ねてみる。すると晴子が...
父親の浮気による両親の離婚、母親の自殺など度重なるショックから失語症になってしまった少女敦子。彼女は母の思い出にすがるように母の故郷である九重の山に残る決心をする。敦子は母の死の現場にいた子犬が母の身代わりのように思えてならず、母が好きだった九重連山のひとつ、平治岳にちなんで平治と名付け育てるのだった。九重の山で案内人をする敦子の祖父清三はそんな2人を静かに見守る。やがて清三と敦子は、平治をガイド犬として育てることに決め、訓練を始めた。雄大な自然の中で敦子は少しずつ元気を取り戻していくかのように見えたが、父親の弘をどうしても許すことができず、弘から送られてきた新しい子供の写真を火の中に投げ捨てる。弘は新しい妻恵子と子供との生活を始めていながらも、別れた妻の死因、敦子が声を失った原因は自分にあるという思いから自責の念に駆られていた。言葉がしゃべれ...
-映画製作意図-
「障がい者と健常者」お互いの中にある心の壁を取り払いたい。
これまで、日本の知られざる偉人たちを歴史に残すために映画を製作してきました。
映画の撮影は地域おこしにも繋がるため、ロケ地は本州の山奥の地から九州四国北海道にまで及びます。
その中で、自身が40年間暮らした街川口を舞台にして撮影を行い、川口市の産業や豊かな風景を映画に残したいと
強く思うようになりました。
現在、障がい児者に関わる活動をしておりますが、それはプロデュ―サーとして参加した障がい児教育の先駆者、
石井筆子の映画「筆子その愛-天使のピアノ」製作がきっかけでした。
その製作をしながら、日本の障がい者教育の遅れを目の当たりにしたのです。自身が出来ることを模索している中、
カンヌ映画祭で主演男優賞を受賞したダウン症の俳優パスカルデ ュケンヌ( 「八日目」19...