かつて高山組がおこした関東一円会内部抗争後、高山組再建までの間、仁義郎率いる砂組預かりとなった高山組のシマ。そのシマに目をつけ狙っていた組があった。同じ関東一円会傘下の武竜会。任侠で名を馳せたこの組も先代の死後、若頭の丹下が跡目を継いでから汚い商いを繰り返すようになっていた。高山組のシマをめぐって対立する砂組と武竜会。そんな折、仁とは旧知の仲の武竜会、木原が出所してくる。
かつての激しい抗争を繰り返し、抗争後は同じ関東一円会の傘下に収まった砂組と登竜会。ある日戦争終結の立て役者黒木が、カタギになって戻ってきた。登竜会では黒木の弟分だった小田島が砂組のシマに、御法度のシャブをバラまき、いやがらせを始めていた。狙いが砂組のシマだと勘付いた仁と義郎は早速小田島に掛け合うのだが
かつて仁と義郎が激闘の末潰した組、怒涛会。抗争後に務所に入っていた元怒涛会幹部、武田は、出所後に黒竜会に潜入、幹部の座に就いていた。その頃、仁と義郎は馴染みの総会屋が大手商社と結託し、5億の金を横領した事件を追っていた。自分たち砂組のシマ内だったことと、その総会屋がヤクザから金を借り、その返済に追われていたという情報が入ったからだった。調べを進めるうちにそのヤクザとは、黒竜会だと判明。仁と義郎は元怒涛会、武田の存在を知ることになる。
武闘派と知性派のコンビが旋風を巻き起こす人気任侠シリーズ。極道界で着々と頭角を現す仁が、見知らぬ土地で、様々なトラブルに見舞われつつ大胆に振舞う、遊び心溢れる1本。関東一円会傘下の戸川組幹部で仁(竹内)の昔馴染みが何者かに殺され、遺骨を届けに温泉町を訪ねた仁は、戸川組組長の娘で組長代行の明日香(片岡)に地元で対立する鳴島組員と間違われ門前払いに遭った上、両者の利権絡みの抗争に巻き込まれてしまう。
北陸の女豹と恐れられる藤城組組長、藤城真紀(夏樹陽子)が、若頭、赤津(本田博太郎)を伴い関東に現れる。組の金を持ち逃げした姪の奈津美(神崎恵)を追ってきたのだという。砂組組長代行、神林仁(竹内力)と同理事長、八崎義郎(榊原利彦)は関東一円会の命を受け、その手助けをすることになる。捜索の進む中、赤津の過剰なまでの暴力的な行動に仁は怒り、緊張関係が高まっていく。そして事件の裏にある、北陸の関東進出の目論見が明らかになっていく。
“Vシネの帝王”こと竹内力と榊原利彦のコンビが活躍するヤクザアクションシリーズ第47弾。砂組組長代行の神林仁は、酒井組組長代行の三木谷にスパイ容疑で監禁される。砂組理事長の八崎は、神林の容疑を晴らすべく酒井組の梶本に協力を求めるが…。
OV作品には欠かせない“Vシネの帝王”こと竹内力と榊原利彦のコンビが活躍する大ヒットヤクザアクションシリーズ第46弾。砂組、大滝組、酒井組がしのぎを削る中、砂組組長代行神林仁の下に、大滝組構成員の正木良平が酒井組の危機を知らせに来る。