#影の軍団シリーズの第2作である。FNSにて1981年10月6日 - 1982年3月30日の火曜日22時から22時54分に全26話が放送された。(第25話と最終回の第26話のみ、サブタイトルの上部に小さめの文字に最終回前編最終回後編と加筆タイトルが付く)
千葉演ずる頭領柘植新八は腰の大刀を背後に隠し、左右どちらからも抜ける「変異抜刀霞斬り」の達人と設定されており、この剣法は千葉自身のアイデアである。本作品の見どころの一つとして志穂美悦子が敵役として登場。このシリーズから影の軍団は昼間の忍び装束に迷彩柄を着用し、平賀源内が開発した武具を戦いに取り入れている。毎回倒した二十六人衆の刺客の手形を採取し、軍団側が所有している手形と照合するシーンがあった。作中で判明した二十六人衆の陣容は24人で、残りの2人は最後まで判明しなかった。
時は宝暦8年、公儀御庭...
江戸時代の徳川家光の治世時、寛永年間に入るとようやく安定しつつあったが、家光は太平の世に奢ることなく、武道奨励になお一層の力を注いでいた。寛永十年、江戸城の吹上御苑にて、諸国から選りすぐられた武芸者たちによる武芸試合が催された。世に言う寛永御前試合である。家光をはじめ、薩摩藩主島津家久(島津宰相)ら幕閣諸侯が臨席し、行司には将軍剣術指南の柳生但馬守宗矩、後見には柳生十兵衛三厳がいた。
幾多の試合を経て、薩摩示現流の南郷三兄弟の活躍は目覚しく、最強流派の栄誉に輝いた。家光が「薩摩示現流は日本一の剣」と褒め称えたものの、南郷三兄弟の次兄は「柳生新陰流と戦わずして日本一とは言えず、柳生十兵衛三厳殿とこの場で戦わせてほしい」と申し出る。宗矩は「柳生新陰流は将軍家お家流のため、他流試合は禁じられている」と断るが、島津宰相や南郷兄弟から「机上の剣法、逃げるか」...
テレビ東京にて1989年~90年に放送された南條範夫原作の時代小説「月影兵庫シリーズ」のドラマ化作品。
舞台は十一代将軍徳川家斉の文化文政期。時の老中松平伊豆守信明を叔父にもつ明朗闊達な美剣士月影兵庫と、彼を慕う旗本の一人娘桔梗、元スリで三枚目的キャラクター 合点の安の三人が東北地方を旅するうち、さまざまな事件に巻き込まれる。松平伊豆守の政敵牧野備前守忠精の陰謀との闘い、謎の剣豪幻一角との死闘を通じて、時には色模様あり、時には推理サスペンスあり、最後は兵庫の快刀乱麻を断つ活躍で事件を解決していく。
第1シリーズ:1989年10月13日 - 12月29日(全13話)
第2シリーズ:1990年10月7日 - 12月23日(全12話)
1960年代後半にテレビドラマで月影兵庫を演じた近衛十四郎の次男の目黒祐樹が敵役の幻一角を演じている。
第...
『サンキュー先生』(サンキューせんせい)は、1980年(昭和55年)9月8日から1981年(昭和56年)3月23日までテレビ朝日系で全26話放映された教育ドラマ学園ドラマである。
登場人物キャスト
学校関係者とその親族
石松鈍器 - 演:西田敏行
このドラマの主人公で、年齢は35歳。城南大学で国文学を担当する助教授であったが、教授に自分の論文を盗用されたことに憤慨して教授に暴力を振るい、大学を辞職させられた。故郷小田原のみかん農家に戻り、産休補助教員として各地の小学校を渡り歩いていた。津城第一小学校では、6年2組の学級担任。両親を早くに亡くした。競歩を趣味としており、競歩で学校へ通い、児童への指導にも取り入れている。基本的に冬でもランニングシャツ、短パン、ヘアバンド着用というスタイルを通している。
石松正子 - 演:熊谷真実
鈍器の妹。みかん山を...
『塀の中の懲りない面々』の安部譲二原作のベストセラーを映画化した極道版青春ドラマ。監督は、『パッセンジャー 過ぎ去りし日々』の和泉聖治。坂井亮は、賭けマージャンに負け、金が払えずヤクザに袋だたきにされているところ、梓会幹部の中川に拾われ、居候することになった。亮は以前、銀行マンだったが、極道という世界の水が合っているようで、メキメキ頭角を表わし始めた。借金の取り立てなどチンピラ稼業が板についてきた頃、亮は病院長の娘圭子と知り合い、一目惚れした。しかし、梓会の会長が服役中に中川と同じ幹部の神崎と対立。弟分の亮が神崎に発砲重傷を負わせて自首した。何も知らない圭子は、デートの約束の場所に行くが、亮は来なかった。それから3年が経ち、亮が出所すると圭子はまだ結婚もせずに待っていて。