ある休日、警視庁捜査一課の刑事棟居弘一良(東山紀之)は、同僚刑事神林武人(きたろう)の娘一子(貫地谷しほり)と共に、奥多摩周遊サイクリングロードにやって来た。だがそのとき、小学生ぐらいの女の子を連れて散策中の男女が、暴走してきた黒い車にはねられそうになるのを目撃。棟居と一子はとっさに動いて、3人をかばった。謎の車に狙われたのは、個人資産600億円といわれ、「日本のホテル王」の異名を持つ蔵方隆一郎(竜雷太)と、その若き妻江梨香(原史奈)だった。2人が連れていた女の子は知人の娘重松ルリ(本田望結)で、車はそのまま逃走してしまった。棟居は仕事に戻らなければならなかったが、感謝する蔵方夫妻に招かれ、一子はホテルのプールサイドで開かれる食事会に参加する。会場で待っていたのは、モデルの百瀬真帆(原幹恵)、真帆の婚約者でプロゴルファーの美川光弘(姜暢雄)...
『プロハンター』は、1981年4月7日から同年9月22日まで毎週火曜日21:00 - 21:54に日本テレビ系で放送されていたテレビドラマ。全25話。
横浜馬車道に「M&R 探偵事務所」を設立した元刑事水原淳(藤竜也)と元新聞記者竜崎駿介(草刈正雄)のコンビが、一攫千金を狙ってさまざまな難事件に挑戦するアクションドラマ。1978年に放映された『大追跡』(日本テレビ東宝制作)の後日談的作品であり、水原淳のキャラクター造型は『大追跡』で同じく藤が演じた刑事「水原慎介」を継承している。
主題歌『ロンリーハート (Lonely Hearts)』はクリエーション(リードボーカル:アイ高野)の歌演奏でヒットしたが、番組の視聴率は8-9%台と2ケタに到達できず、この作品を最後に日テレ火曜9時台のドラマ枠に終止符が打たれ、9月最終週から2時間ドラマ枠「火...
駅で脇田(辰馬伸)という男性が階段から突き落とされた。鉄道捜査官の乃里子(沢口靖子)は、彼を救急車で病院に送り届ける。その後、大学時代の友人のひろみ(藤森夕子)らと酒を飲んでいた乃里子に、脇田が死んだとの連絡が入る。しかし彼の死因は毒物中毒だった。
やがて、連絡を受けた脇田の妻が駆けつけたが、彼女の態度はなぜか素っ気ないものだった。
警視庁捜査一課の亀井刑事(高田純次)は、亡き親友の息子で弁護士の中村慎一(林泰文)から、ある自動車事故を調べ直してほしいと頼まれる。その事故とは5カ月前、箱根在住の画家古木保男(山口馬木也)の妻亜木子(森脇英理子)が運転中にガードレールに衝突し死亡したもので、中村の依頼人である亜木子の妹井関ゆき(星野真里)が古木による保険金殺人を疑っているというのだ。
ゆきはかなり思い詰めているらしく、前夜「あの男を絶対に許しません。殺して姉の仇を討つつもりです」と殺人を予告するようなメールを中村に送ってきたという。しかし、2人が話している最中に箱根署から電話が入り、ゆきが未明に古木を殺害し自首したことが判明。亀井は思いもよらぬ成り行きにがく然とする。
その後、箱根署から正式な依頼が入り、事故の再捜査に当たることになった十津川警部(高橋英樹)たち。調べてみると...
ある日、花村乃里子(沢口靖子)たち分駐所の面々は、一泊二日の会津鉄道の旅を楽しんできた新米捜査官の立花広太郎(金子昇)から土産を渡される。
ところが、土産物を入れていた紙袋から新聞紙に包まれた血染めのナイフが出てきたのだ。だが、立花はまったく覚えがないという。立花が土産を買った会津若松駅から東京駅までの間に、何者かがナイフを紙袋に入れたらしい。
鑑識で調べたところ、付着していたのは比較的新しい人血で、ナイフに指紋はついていなかった。さらに、ナイフを包んでいた新聞紙は、三日前の日付の福島県の地方紙だと判明する。
翌日、会津鉄道の『塔のへつり駅』付近で女性の刺◎体が発見される。◎されたのは、東京のイベント会社社長の竹山祐子(大竹一重)で、自社の主催する見合いパーティで挨拶するため福島に来ていたものだった。殺害時刻は、前日の午前11時前後と推定された。
立...