1948年1月、銀座の宝石店天銀堂で衛生局員を装った窃盗グループが店員を騙し毒殺し、宝石を奪った。モンタージュ写真にそっくりだった元子爵椿英輔が死体で発見される。音楽は、一部資料では、真鍋理一郎と記載されているが誤り。
キー局 MBS
放送曜日 土
放送期間 1977/06/25~1977/07/23
放送時間 22:00-22:55
放送回数 5 回
連続/単発 連続
番組名 横溝正史シリーズ
局系列 JNN
制作会社 (製作東宝、MBS)
制作協力 (協力国際放映)
制作 (制作主任寺本 巌(寺本 厳))
企画 角川春樹事務所、MBS
必殺シリーズの長時間スペシャル第14弾である。
『必殺スペシャル秋 仕事人vs仕事人 徳川内閣大ゆれ! 主水にマドンナ』(ひっさつスペシャルあき! しごとにんバーサスしごとにん とくがわないかくおおゆれ! もんどにマドンナ)は、1989年10月6日の金曜日20:00 - 21:48に、ABCと松竹(京都映画撮影所、現松竹撮影所)が共同製作テレビ朝日系列で放送された時代劇。主演は藤田まこと。
概要
本作は、当時の時事ネタが強く反映されている。放送された1989年当時は、前年のリクルート事件や4月の消費税導入などで、参議院選挙で自民党が日本社会党に大敗した時期である。当時の社会党は女性党首の土井たか子が率い、選挙でも女性候補者を多く出したことからマドンナ旋風と呼ばれた。脇坂と石倉の政局争いは、自民党政権内での抗争をモチーフとしている。また、竹薮か...
ラスベガス、シカゴ、ニューヨーク、パリ、ロンドン。今や不況のどん底へ追いやられた世界中の賭博場。そこの賭博師達が次に眼をつけたのは、日本だった。ニューヨークからは、国定忠治の流れを汲むというゴールドラッシュの熊吉が、パリからは、マルセーユ生まれの三代目混血児スペードのジャックが、そしてカイロからも中国からも、本屋敷の経営する国際ホテル地下の秘密賭博場へ繰り込んだ。さらに、期せずして、横浜港にアマゾン無宿の源次が降り立った。ある日の賭博場で、熊吉がイカサマをやったのが発端となり、源次と熊吉が対立。そこに一枚加わったのはジャックだ。源次は、いきなりポケットから二挺拳銃を引き抜いた。(C)東映
延宝八年、春。四代将軍家綱は、体が弱く世継ぎもいなかった。江戸幕府の大老酒井雅楽頭忠清は、時期将軍候補として家綱の次弟綱重を擁立。大半の賛同は得たものの、尾張当主徳川光友だけは異を唱える。将軍位継承の権利は御三家にもあるというのがその理由だった。家綱に変わって独裁政治を敷く酒井には反感を持つ者も多い。三代将軍家光の血を引く館林当主綱吉もそのひとり。そんな中、堀田備中守正俊に綱重出迎えの大命が下った。だが江戸への帰還中、綱重は何者かに殺されてしまう。そこで先代家光の側室桂昌院は実子の綱吉を五代将軍にと願うが、酒井は強硬に異議を唱える。桂昌院は酒井とは最早戦うしかないと決心し、堀田に助力を求めた。だが家綱は死に、時期将軍には甲府綱豊にと遺言を残す。その報せを聞いた桂昌院は、酒井の謀略だと確信していた。そして老中稲葉美濃守の手元へ家綱直筆の...
日野漁業の底曳き船第一日乃丸と従船第二日乃丸は、後藤漁撈長の指揮で李ライン周辺に操業したために怪船に攻撃を加えられた。第二日乃丸は拿捕され、逃げのびた第一日乃丸は銃弾を浴びて帰港した。日野漁業の女船主日野千代は、第一日乃丸を矢坂に売り渡し、解散を決めた。第二日乃丸の船長である長男一郎を奪われた漁撈長の家では、母きよ、嫁千鶴子が怒りと悲しみに泣く。千鶴子は一郎の子を宿していた。帰ってきた第一日乃丸の若い船員木村と茂樹を、美果子が迎えた。美果子は町で果物を売っている娘だ。木村はそこで小学校で一緒だった石田に会った。木村の顔はなぜかくもった。茂樹は木村を誘って町の女を買った。木村の傍に横になった女は、木村の生れを見抜いた。木村は日本人ではなかった。木村は彼の故郷がひくライン問題に、複雑な境地に追われていた。半月後、矢坂は第一日乃丸と第二矢坂丸を組ませ、出漁...
北条秀司の同名小説より「王将(1962)」の伊藤大輔が脚色、「陸軍残虐物語」の佐藤純彌が監督した人情もの。撮影は「恐喝(1963)」の坪井誠。
ストーリー ※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
関西の生んだ名棋士坂田三吉は、終生のライバル関村八段との対局に見事勝利をおさめ、名人位に迫った。だが東京将棋連盟は、関村八段を十三世名人位に推した。それを不満とする関西将棋界は坂田三吉を関西名人第一世とした。この喜びを見る間もなく小春は君子ら二児を残して他界した。時代は昭和と代り、坂田の力将棋も時勢に抗しきれず、関東の近代将棋の前に、影をひそめていった。東京将棋連盟は新たに日本将棋連盟を設立、関西側棋士も合流した。四天王寺にある坂田のもとには、万年初段と異名を取る森川ひとりだけがとどまったのだ。坂田の再起にやっきとなる宮田の説得は、名人位...
揺れる愛と友情の傷跡!
断絶と挫折の世代に鋭くメスを入れて俊英降旗康男監督が躍動する青春を描く野心作!
一度もソフト化されなかった幻の青春映画が遂に初ソフト(DVD)化!
『恋は緑の風の中』が遺作となった家城巳代治の遺稿シナリオを映画化。家城の弟子だった降旗康男が監督を務め、ストレートで純粋な青春映画を作り上げた。
主役を演じるのは名作『サード』(1978年)での好演以降引く手あまたの永島敏行、ヒロインは『悪魔が来りて笛を吹く』(1979年)での可憐な演技で注目された斎藤とも子。また、家城巳代治監督ゆかりの多彩な演技陣(丘さとみ、中原ひとみ、津島恵子、江原真二郎、水野久美)が作品を支えている。
音楽プロデューサーは『宇宙戦艦ヤマト』のプロデューサーとしても有名な西崎義展!
川崎麻世のライブシーンでバックダンサーとして映るトシちゃん(田原俊彦...