迷路荘(めいろうそう)に住んでいた男が殺された。金田一が華族の異様な人間関係と密室殺人のトリックに挑む。金田一耕助(古谷一行)は、知人の篠崎(三橋達也)から「ジケンアリ」という電報を受け取った。篠崎は、闇屋から財を築いた人物で、迷路荘と呼ばれる辰人元伯爵(仲谷昇)邸を買い取り、ホテルを開業しようとしていた。また篠崎の妻倭文子(浜木綿子)も、元は辰人の妻だったという。金田一が迷路荘におもむいた時、そこには辰人と彼の叔父に当たる天坊元子爵(伊豆肇)がいた。金田一は、奇妙な人間関係に異様な感じを抱いていた。
キー局 MBS
放送曜日 土
放送期間 1978/10/14~1978/10/28
放送時間 22:00-22:55
放送回数 3 回
連続/単発 連続
番組名 横溝正史シリーズII
原作 横溝 正史
局系列 JNN
制作会社 三船プロダクション、M...
1946年夏、金田一耕助(古谷一行)は乗り合わせた復員船で、親友から獄門島の妹たちを助けて欲しいと頼まれる。以降、次々と殺人事件が起こる。連続枠の横溝正史シリーズ中、もっとも評価の高かった作品で、本作の評価をきっかけに監督斉藤光正は劇場映画「悪魔が来りて笛を吹く」(横溝正史原作)を手掛けることになった。「獄門島」は、原作にある犯人解明の重要な手がかりが現在は放送禁止用語を連想させる語句のため、そのあたりを言い換えなくてはならないのが惜しまれる
キー局 MBS
放送曜日 土
放送期間 1977/07/30~1977/08/20
放送時間 22:00-22:55
放送回数 4 回
連続/単発 連続
番組名 横溝正史シリーズ
原作 横溝 正史「獄門島」
局系列 JNN
制作会社 (製作東宝、MBS)
制作協力 (協力国際放映)
制作 (制作主任寺本...
梅村乃里子は、バドミントン部に籍を置く17歳の高校生。桜の花が満開のある日、乃里子ら仲良し五人組は、野立ての席で足がシビれて不作法な格好をしている時、その場に居合せたひげ面の男が写真に撮り、その写真が週刊誌のグラビアに掲載されてしまった。お嫁の貰い手がなくなる!と五人はカンカン。数日後、新しく国語の教師福島清彦が赴任して来た。スーツを着こなし、端正な男らしいその福島こそ、あのひげ面の男だった。昌子、由美、泉、光江の4人はポーッとしたが、乃里子だけは、なんとしても謝罪せないと気がすまない。乃里子の母、千恵は小料理屋「梅村」の女王人。夫の山下剛と別れているのだが、乃里子は千恵には内緒で時々会っている。乃里子のバドミントン部は毎年最下位なので、大学時代、バドミントンの名選手だった福島に、“グラビア事件”の償いとしてコーチを頼んだ。やがて福島の厳しい練習の...