西村京太郎旅情推理系列中的早期加长作品,也是山村红叶第一次以刑警的身份出现在该系列中。该片饰演凶手的浅野裕子也是该剧的常客,在第6部中也有出演,并在后来本系列由高桥英树接替三桥达也出演十津川警部时期成为固定成员、饰演十津川夫人。
本部龟井(爱川钦也)和十津川(三桥达也 饰)需要破解的是由坂口由美子(浅野裕子 饰)和母亲(冈田茉莉子 饰)杀害债主菊地并设计牵扯进龟井和十津川的前刑警同事田边(高岡建治 饰)以制造不在场证明的案子。
新潟の山奥鬼首(おにこべ)村にある旧家古神家の一人娘八千代(南条玲子)は不気味な手紙を受け取る。手紙には「定めにより近く汝と結婚せん」と書かれ、首がなく上半身に痣がある男の写真が同封されていた。八千代は同郷の作家屋代寅太(三浦浩一)を介して金田一耕助(小野寺昭)を紹介してもらう。
江戸末期文化年間の長崎に主人公平松忠四郎が新しい長崎奉行として着任する。その長崎とは、わずか一年ごとに交代する奉行より、金という力を持った少数の豪商達が実権を握る町。歴代の長崎奉行は商人と結託し、彼らが非合法なやり口で自らを肥え太らせるのを黙認、その見返りの賄賂で私腹を肥やしてきた。
今回やってきた平松忠四郎もまた例外ではなく、菓子カステイラという名目で贈られた小判を喜んで受け取る、酒好き女好きな男だった。今度の奉行も『また金でどうとでもなる男(いわゆる「昼行灯(ひるあんどん)」)』と見て安心する町年寄たち。しかし昼行灯は忠四郎の仮面であり、蘭学医良順らと共に許せぬ悪人を闇に始末していく彼らは、闇奉行と呼ばれた。
釣り好きの中年作家釣部渓三郎は、山登りが縁で知り合った女子学生の上條アキと親交を深めていたが、一年前にアメリカに語学留学に行ったまま最近は便りもなくなっていた。ある日、そのアキが奥多摩日原小川谷の渓流で男の死体を発見した。実は彼女は二日前に帰国し、時差ボケもなおらぬままにザックを背負ってやってきたのだ。出動した所轄署員は、落石事故による死亡と断定するが…。