敗戦直後の猥雑な風俗を背景に、10億円の遺産相続にからむ連続殺人事件の謎に金田一が挑む。好評だったこのシリーズの中でも本作が最高傑作との声も高い。一部資料では東映製作と記載されているがこれは誤り。また一部資料では音楽真鍋理一郎と記載されているがこれも誤り。
キー局 MBS
放送曜日 土
放送期間 1977/05/28~1977/06/18
放送時間 22:00-22:55
放送回数 4 回
連続/単発 連続
番組名 横溝正史シリーズ
局系列 JNN
制作会社 東宝、MBS
制作協力 (協力国際放映)
制作 (制作主任寺本 厳(寺本 巌))
必殺シリーズの第23作、必殺仕事人シリーズの第5作、中村主水シリーズの第11作である。
このシリーズより、組紐屋の竜を演じる京本政樹と花屋の政[1]を演じる村上弘明が登場。ともに当時二十歳代で独身だった彼らは、前シリーズまでの飾り職人の秀を演じる三田村邦彦と三味線屋の勇次を演じる中条きよしのコンビ以上にアイドル的人気を得た。なお村上は、前年放送の『必殺仕事人IV』第14話に政のパイロット版とも言える殺し屋小平次役としてゲスト出演している。
京本にとって、初の必殺シリーズへの出演となり、彼の存在が世間に広く知られたことで本作は特に有名ではあるが、前年の1984年に必殺シリーズと全く同じスタッフで作られた連続テレビドラマ『京都マル秘指令 ザ新選組』にレギュラー出演している。当時の京本は時代劇を中心に出演していたため、現代劇への出演依頼に当初は躊躇しつつも...
北町奉行所のはみ出し者与力の青山久蔵(村上弘明)と同心の仏田八兵衛(片岡鶴太郎)ら7人の男たちは、江戸の町を騒がす事件の謎を追う。そんなある日、久蔵の一人息子市之丞が、弥生(萬田久子)に弟子入りして医者になると言い出す……。シリーズ第3弾。人気の要因のひとつである様々な捕物道具を駆使したリアルな捕縛シーンなどのアクションがさらに激しくなる一方で、八兵衛と弥生の不器用な恋に兵助まで絡むというまさに硬軟自在に進化する内容から目が離せない。第7回と第9回では石倉三郎扮する磯貝総十郎のひとり娘お袖(竹本聡子)の縁談話を交えたエピソードが描かれる。また、当時、時代劇初出演だった相田翔子をはじめ、石野真子、細川ふみえ、青田典子ら元アイドルがゲスト出演を果たすなど、女優陣も充実のシリーズ。
個性あふれるレギュラー陣でお送りする痛快時代劇。6人の定町廻り同心達...
『必殺仕事人V風雲竜虎編』(ひっさつしごとにんファイブ ふううんりゅうこへん)は、1987年3月13日から7月31日まで、テレビ朝日系で毎週金曜日22:00 - 22:54に放送された、朝日放送と松竹(京都映画撮影所、現松竹撮影所)共同製作のテレビ時代劇。全19話。主演は藤田まこと。
必殺シリーズの第28作、必殺仕事人シリーズの第8作、中村主水シリーズの第14作である。
放送期間 1987年3月13日 - 7月31日
放送時間 金曜22:00 - 22:54
概要
前作『必殺仕事人V旋風編』が、出門英のスケジュールによる降板と視聴率の低迷で打ち切りとなった直後の作品で、旋風編の正当な続編であり、主題歌など、いくつかの要素はそのまま引き継がれている。
旋風編で降板した出門とひかる一平の代わりに、当時大河ドラマ『独眼竜政宗』に出演していた三浦友和と...
概要
外見も性格も対照的な2人の刑事、警視庁富士見署捜査課の岡野富夫(トミー)と松山進(マツ)の名コンビ(劇中では「トミマツ」、失敗時には「オソマツ」「ドジドジコンビ」と呼ばれている)が時には衝突し時には協力しながら事件を解決まで導いていく。
毎回クライマックスの格闘銃撃戦シーンで怖じ気づくトミーにマツがしびれを切らし、「おとこおんなのトミコ!」と怒鳴りつけると、トミーがその言葉に発奮して一瞬にして悪党をなぎ倒すと言う展開が定番となっていた。
全体的に明るい作風となっている。
毎回のストーリー展開としては殺人事件が起きて、与力の青山と部下の同心六人を合わせた主役の七人が捜査していく上でそこに絡む人間模様を描き、最後は殺人犯を捕縛するというもの。仏田も青山も悪人を殺さずに捕らえる事を目的としているが、悪人が何か、善良に生きようとする(した)町人の誰にも言えない過去をばらそうとする時は口封じのために殺す事もあったりと、捕物劇というよりはサスペンスドラマ色の濃い時代劇であった。 大塩平八郎の乱が題材となる話があることから、江戸後期を時代背景としている。
個性あふれるレギュラー陣でお送りする痛快時代劇。6人の定町廻り同心達と、その上司である与力青山の迫力ある立ち回りや捕り物が見物。 テレビ朝日系列で2006年に放送された最終シリーズ。
番組紹介
”落としの八兵衛”または”仏の八兵衛”と呼ばれ、ある時は下手人にねばり強く説得に当たり...
原作 野村胡堂
(「銭形平次捕物控」より)
制作 テレビ朝日、東映,月曜時代劇。
江戸は神田明神下に恋女房のお静(東ちづる)と暮らす岡っ引きの平次(村上弘明)は、子分の八五郎(石井正則)と共に、南町奉行所与力笹野新三郎(西岡徳馬)の右腕として、様々な難事件を人情味たっぷりに解決していく……。前シリーズの好評を受け、全9話が放送されたシリーズ第2弾。お静(第3話)、万七親分と清吉(第4話)、八五郎(第6話)がメインとなるストーリーが描かれ、シリーズに深みを与えている。【以上、時代劇専門チャンネル広報資料より引用】判明している各回のサブタイトルは以下のとおり。第1話「裁けぬ悪行!平次が仕掛けた罠」、最終回(第9回)「最期の激闘!絶体絶命、下手人は笹野!!」。