『熱中時代』(ねっちゅうじだい)は、1978年10月から1981年3月まで、日本テレビ系列で放送されたテレビドラマのシリーズである。北野先生(水谷豊)と小学生たちを描く学園ドラマ(計2シーズン)と早野刑事を主役とする刑事ドラマ(1シーズンのみ)が放送された。
なお、タイトルに○○編と付いているのは「刑事編」と「2」のみであるが、便宜上ここでは学園シリーズを「先生編」、刑事シリーズをタイトル通り「刑事編」とする。
先生編
第1シリーズは、1978年10月6日より1979年3月30日まで毎週金曜日21:00 - 21:54に、「金曜劇場」枠で放送された。
当時社会問題になり始めていた教育現場でのさまざまな困難に、体当たりで熱中する北野先生の姿が共感を呼び大ヒットした。初回の視聴率は12.2%(ビデオリサーチ)であったものの、最終回の視聴率はニールセンで4...
江戸時代の徳川家光の治世時、寛永年間に入るとようやく安定しつつあったが、家光は太平の世に奢ることなく、武道奨励になお一層の力を注いでいた。寛永十年、江戸城の吹上御苑にて、諸国から選りすぐられた武芸者たちによる武芸試合が催された。世に言う寛永御前試合である。家光をはじめ、薩摩藩主島津家久(島津宰相)ら幕閣諸侯が臨席し、行司には将軍剣術指南の柳生但馬守宗矩、後見には柳生十兵衛三厳がいた。
幾多の試合を経て、薩摩示現流の南郷三兄弟の活躍は目覚しく、最強流派の栄誉に輝いた。家光が「薩摩示現流は日本一の剣」と褒め称えたものの、南郷三兄弟の次兄は「柳生新陰流と戦わずして日本一とは言えず、柳生十兵衛三厳殿とこの場で戦わせてほしい」と申し出る。宗矩は「柳生新陰流は将軍家お家流のため、他流試合は禁じられている」と断るが、島津宰相や南郷兄弟から「机上の剣法、逃げるか」...
第2シリーズ
放送期間 - 1992年9月4日 - 11月27日
原作 - 『孤剣 用心棒日月抄』『刺客 用心棒日月抄』『よろずや平四郎活人剣』
あらすじ
前作の最終話から3か月程過ぎた頃、前桑山藩主毒殺に荷担した者たちの名が記された連判状を大富静馬が盗み江戸へ出奔した。青江又八郎は家老間宮からその連判状を取り返すよう命じられる。藩命ではあるものの、厳しい藩の財政のため、又八郎は再び江戸での浪人暮らしを強いられることになる。一方、公儀隠密も連判状の争奪に乗り出し、三つ巴の様相を呈する。公儀隠密の手から静馬の危機を救った又八郎に静馬は礼の代わりにと連判状の筆頭にある人物の名を告げて去る。それは桑山藩にとって意外な人物の名であった。
スタッフ
脚本 - 松原敏春
プロデューサー - 一柳邦久
演出 - 望月良雄尾崎充信ほか
音楽 - 近藤等則
語り ...
原作 池波正太郎「闇の狩人」
瀕死の若侍(村上弘明)を助けた盗賊の弥平次(蟹江敬三)だったが、若侍は記憶喪失になっており、谷川弥太郎と名づけて江戸に帰った。その後、弥平次は江戸で偶然、弥太郎と再会するが、弥太郎は闇の仕掛人となっていた。盗賊の親分が亡くなり、跡目争いに巻き込まれ命を狙われている弥平次を助ける弥太郎、そして弥平次もまた、弥太郎を殺し屋の世界から救おうとするが……。
【役名(演技者)】谷川弥太郎[笹尾平三郎](村上弘明)、雲津の弥平次(蟹江敬三)、五名の清右衛門(田村高廣)、お浜(岸田今日子)、おみちお順(畠田理恵)、おしま(姿晴香)、伊藤又右衛門(西田健)、信子(芦川よしみ)、白金の徳蔵(穂積隆信)、お吉(栗田よう子)、土原の新兵衛(椎谷建治)、政七(真田健一郎)、五郎山の伴助(中田浩二)。
NHK新银河剧场1996年1月15日-2月15日每周月曜日~木曜日の20:40~21:00连续播出了《元気をあげる~救命救急医物語》,以东京大学医院急救医疗中心为舞台,描写女实习医生(木村佳乃饰)跨越困难和失败成长的故事,既是木村佳乃的出道作,也是她初次主演的电视剧。
山口の女子医大を卒業し、東京の医大の救命救急医センターに研修医として採用された美祈(木村佳乃)は、母の芳江(白川和子)、妹のかおり(小林恵)と共に上京する飛行機の中で、重病の少年誠(黒田勇樹)を診察することになった。処置法が分からず途方にくれる美折の前に、赴任するセンターの上司佐和子(床島佳子)が現れる。
大学講師の失踪に端を発し謎の殺人事件が発覚。妻の必死の捜査にも関わらず謎は深まる。「大学講師の夫の失踪新進書家の妻の懸命な調査事務局長ら学内の不審な動き火事現場に残された男女2人の焼死体…じっくり見ていくと、これらが全て「入試問題」という1点で関わり合っていることがやがてわかる。
篠ノ井珠子(市原悦子)は、娘正美(宮沢りえ)と二人暮らし。夫の浮気が原因で離婚し、白芳園の花嫁介添人になった。本人は誠心誠意務めているつもりだが、何かとドジな珠子は仲間の悩みの種だった。 今回、珠子が担当する新婦山崎久美子(石田えり)は、新郎吉本幸一(葛山信吾)よりひと回り年上。新郎の母親吉本恵子(五大路子)はしぶしぶ結婚を認めたものの、自分と8歳しか年が違わない久美子に幸一が取られると思うと面白くない。その上、雑誌の編集者である久美子は、締切が式と重なったからと携帯電話を持ち歩き、所構わず仕事の打ち合わせをすることでまわりのひんしゅくを買う。 そんな時、久美子側のただ一人の親族、父親山崎武志(今福将雄)が現れた。みすぼらしい武志の姿に、新郎側の親族は嫌悪感をあらわにし、久美子のことが引っかかっている恵子は、結婚を止めさせようとまで言い出す...
第1回ATP賞個人賞(武敬子)受賞。「アメリカの病院に勤めていた野々村隆之(宇津井健)が契約期間を終え帰国、亡くなった父が20年前に開業した野々村病院の2代目院長に就任する。ところが、金儲け主義に走る院長代理の木井省三(津川雅彦)が経営の実権を握っていたため医療の心もすさみ、病院は腐敗しきっていた。正義感に燃える隆之は、早速、病院の建て直しに乗り出すが…。【ホームドラマチャンネル広報資料より引用】」第10回よりクレジット部分にサブタイトルが入った。各回のサブタイトルは以下のとおり。第十回「来訪者」、第十一回「再会のとき」第十二回「女の友情」、第十三回「男の斗い」、第十四回「新しい芽」、第十五回「二人の世界」、第十六回「心の聴診器」、第十七回「裏の裏」、第十八回「女ごころ」、第十九回「結婚申込」、第二十回「惜春の唄」、第二十一回「母になる人」、第二十二...
日本テレビ開局30年読売テレビ開局25年記念番組。「土佐藩郷士坂本竜馬は、上士と郷士の間に厳しい差別がある治政に腹を立て、武市半平太を中心に同じ郷士らと土佐勤皇党を結成した。まもなく、同志の岡田以蔵らが、藩の参政吉田東洋を暗殺。嫌疑をかけられた竜馬は、沢村惣之丞とともに脱藩して上京。竜馬は京で知りあったお竜と恋仲になる一方、長州藩の面々とも知り合い、勤皇の志士として活躍し始めた。江戸で攘夷を行おうと、幕府開明波の大物勝海舟を斬ろうと屋敷を訪ねたが、逆に海舟のアメリカの話に目を開かされた。アメリカでは町民も"将軍"も同じシューズをはいているという話に感激、日本もそんな国にしなければいけないと考えた。さらに竜馬は、郷士の仲間を連れて、神戸海軍塾へ向かった…。芸能界きっての坂本竜馬ファンである武田鉄矢が坂本竜馬役を演じたTV長編。吉田拓郎や井上陽...
鶴丸あやは、夫を東京に残し、京都地検に赴任。娘りんと京都で単身赴任生活をしている。本人はワイドショーや井戸端会議等大好き(要するにオバサン)で、非常にバイタリティあふれている。押しが強く、自分が納得するまで徹底的に疑問を追求するが、その際の彼女の判断の基準になるのが「主婦のカン」である。鶴丸あやの「主婦のカン」は、部下を辟易させても、司法修習生をこき使っても、京都府警と罵りあっても、時に地検上層部に睨まれても、幸か不幸か全く気にしていない。そんな過程を踏まえていきながらも、事件の真相を解き明かしていくミステリーである。
よみうり第5回女性ヒューマンドキュメンタリー大賞優秀賞受賞作品のドラマ化。五島列島波留島や日の島を舞台に描く。主人公西原薫(古手川祐子)は長崎県五島列島波留島日ノ浦中学校の特殊学級教師。薫は、まだ教師になって3年、25歳。始業式の日、子どもたちと顔を合わせたらぼう然としてしまう。障害を持つ上に、貧しい環境の中で育った男子三人、女子四人の子どもたちは、それぞれ違った意味で手に負えなかった。極端な劣等感、無気力、反発…。薫は夏休みに入る直前、食欲を失い、声が出なくなった…これが「特殊学級症候群」だったのである。そんな薫が子どもたちと心通わせるまでを描く。柴田亮子さん(当時47歳)が実妹の石原恭子先生の体験を綴った作品のドラマ化。