ある日、一軒家で遺体が発見され、警視庁鑑識課の主任亀田乃武夫(中村梅雀)と部下の紺野千晶(黒川智花)、鷹村祐樹(夕輝壽太)、そして検視官の小川允人(菅原大吉)は事件現場の臨場に赴く。遺体は投資会社「GFV」の社長溝呂木浩一(西興一朗)で、死因は室内にあった電気コードによる絞殺。死後半日が経過していた。現場には、捜査を指揮する捜査一課の管理官として亀田の元妻である中嶋倫子(森口瑤子)も姿を現す。その後、採取された証拠の中の金髪と、1カ月前に発生した強盗殺人事件の被疑者笹原武夫(土方鉄)の毛髪のDNAが一致。捜査本部では、笹原を溝呂木殺害の最有力容疑者に選定する。一方、亀田は自分が現場から採取した極細の糸くずが分析の結果“天蚕糸”という信州安曇野で生産されている最高級品の絹糸だったと知り、興味を抱く。
エヴォリアンとの戦いが終わり、平穏に過ごしていた凌駕たちの前に新たな脅威が現れる。20年ぶりに 爆竜チェンジし戦う彼らだが、その行動は人々から野蛮な破壊行為とみなされてしまう...。
令和の世、 彼らの正義は時代遅れのヒロイズムなのか
関東監察医務院から東都医科大学の法医学教室に講師として派遣されることになった監察医の篠宮葉月(高島礼子)は、そこで学生時代の恋人峰岸誠(鶴見辰吾)と再会する。峰岸は東都医科大学の脳外科で准教授を務めており、同じく准教授の山尾貴一朗(春田純一)と教授昇格を争っている最中だった。
葉月は峰岸に誘われ、峰岸行きつけの「スナック文月」へとやって来る。そこは峰岸が父の代から通うスナックで、葉月はママの中原優子(大空眞弓)とすっかり意気投合し、楽しいひと時を過ごす。
ところが、その夜の2人の様子が何者かによって隠し撮りされ、峰岸が自分の愛人葉月を講師に抜擢したという内容のビラが大学内に出回ってしまう。教授選に誹謗中傷はつきものだと葉月は気にしないようにするが…。
そんな中、葉月と峰岸の写真を隠し撮りした男本郷忠志(西興一朗)が遺体で発見される。本郷は石段か...