第3部:1974年11月11日 - 1975年11月17日
第3部
三神鉄男:桜木健一
風間義勝(同僚刑事):宮内洋
島崎刑事:守屋俊志
林妙子(婦警):新井春美
時村重蔵:名古屋章
三神はる:風見章子
三神次郎:佐野伸寿
夏川友里(「ハル美容室」の美容師):小川順子
第3部【星を追う】作詞:長坂秀佳 作曲/編曲:菊池俊輔 歌:桜木健一
ウルトラヴァイヴ×ミュージックファイルシリーズ
『刑事くん(第3シリーズ) ミュージックファイル』(2008年5月17日発売 品番:CDSOL-1209)
第3部
話数 放送日 サブタイトル 脚本 監督 ゲスト
1 1974年
11月11日 希望の山を涙で越えて 市川森一 竹本弘一 梅津栄、松井紀美江
2 11月18日 英雄行進曲 曽田博久 織田あきら、高橋仁、清水大輔
3 11月25日 友情につながれて 阿井文瓶 ...
制作年 : 1987年
全話数 : 1話
制作 : TBS
プロデューサー : 堀川とんこう、市川哲夫
ディレクター監督 : 坂崎彰
原作 : 林真理子
脚本 : 重森孝子
直木賞作家林真理子が“女”と“家”の関係を描いた同名短編小説をテレビドラマ化。主演は坂口良子。ヒロイン槇子(坂口)の実家は、胡桃油で研き込まれた大黒柱が時の流れを感じさせる、信州の山あいにある古民家。ところが、祖母の法要で帰省した折、家を建て替える話が…。槇子や母とく子、そして祖母…代々生まれ育った家が取り壊されることになったその時、槇子のとった行動とは…。
【ストーリー】
ブティックに勤める槇子(坂口良子)と弟圭一(村上弘明)は、祖母の十七回忌で故郷の松本に帰ってきた。2人の母とく子(草笛光子)は、8年前に夫を亡くして以来、義弟の実(伊東四朗)が跡を継いだ実家の離れ...
『代議士の妻たちII』のタイトルで前作と同じくTBS系列「月曜21時枠」で1989年1月9日から同年3月20日まで放映。主演は渡瀬恒彦、賀来千香子。放送初回は昭和天皇崩御直後だったため全編スポンサー自粛で放映された。民放の連続ドラマで元号が平成に変わってから最初に放映された作品でもある。
パート2は、妻から夫の代議士にストーリーのウエイトが変わり、よりドラマチックな内容となり、前シリーズを凌ぐ高視聴率を獲得した。特にハイジャック事件を盛り込んだ第7回、第8回は視聴率が20%に迫り、フジテレビ月9ドラマ『君の瞳に恋してる』(中山美穂主演)を視聴率で凌ぐ勢いを見せた。アメリカのメディアも注目し、日本の政治ドラマの成功作として、ウォールストリートジャーナル紙が大きく取り上げた。
昭和44年6月24日、午前2時36分ごろ、国鉄山陰線に若い女が飛び込み、即死した。その娘は高野悦子、二十歳。立命館大学文学部史学科三年。遺書はなく、大学ノートに十数冊の横書きの日記が遺された--。一月二日、悦子は郷里の宇都宮で二十歳の誕生日を迎えた。何となくイライラする毎日。三日を過ぎると京都の下宿に戻った。その頃、学園紛争は連鎖反応的に日本全国に拡がり、悦子の立命館大学も例外ではなかった。バリケード、機動隊、赤ハタ……。機動隊の棍棒で殴られ血を流しながら連行されていく渡辺委員長の美しい顔を目前に見て、悦子は何かしなければ、でも何をすれば……と思う。ある日、迷いの中から悦子は目覚めた。学生闘争から挫折していく牧野ら友人たち、目の前で逮捕された時の渡辺の目。荒れ果てた教室の中で、悦子が見たものは、自分自身の姿であり、戦う相手は自分自身であるということ。...
私立大学の理事長秘書が、不正入試に絡む殺人事件に巻き込まれながら、その謎に挑むサスペンスドラマ。私大理事長永井の秘書である立花和子は、ある日、大学の校舎の屋上から経済学部の助手松井が投身自殺する現場を目撃した。親しかった松井の死にショックを受ける和子。その夜、和子の家に松井が死亡する以前に投函したと思われる手紙が届いた。それを読んで、松井が自殺したのではないと確信した和子は、松井を知る三好助教授に打ち明ける。三好は、松井の死が不正入試と関係あるかもしれないと話した。この2人の会話を、盗み聞きしていたフリーの記者黒川は、翌日、大学構内で「松井助手は入試問題横流しを苦に自殺」と、書いたビラをまく。慌てた経済学部長の島崎から、事を荒立てないようくぎをさされる三好だが、松井に不審な金が毎月送られていた事を知って、和子と共に密かに真相究明に乗り出した。翌...
『代議士の妻たち』(だいぎしのつまたち)のタイトルでTBS系列の「月曜21時枠」で1988年4月4日から同年5月23日まで放映。主演は大原麗子。
1986年、週刊文春に連載された家田荘子のノンフィクションが原作。翌年秋に単行本化される。TBSの市川哲夫プロデューサーがドラマ化権を獲得、88年の4月の月曜夜9時枠の連続ドラマとして放送された。政治の世界を、代議士の妻の視点から描く手法が、娯楽性が欠かせない民放のゴールデンタイムのテレビドラマとして成功した要因であろう。市川は、政界事情にも詳しく、政治オンチの制作者ではなかった為、政界からも注目されるドラマとなった。