1951年夏、金田一耕助（古谷一行）の乗り合わせた船が、瀬戸内海の小豆島付近で小舟に乗せられた棺の中に横たわる、盲目で聾唖の青年虹之助（長尾深雪）を引き揚げる。その青年は、金田一耕助が船上で知り合った大富豪の未亡人大道寺綾子（司葉子）が引き取り、京都郊外のホテルから箱根の芦ノ湖にあるホテルへと連れて行く。青年の部屋で大道寺家の古くからの女性執事深町君枝（野中マリ子）が刺殺されるという事件が発生、綾子が容疑者となる。東京から駆け付けた日和警部（長門勇）の助力もあって、綾子は釈放されるが、鎌倉にある大道寺家に逗留することになった虹之助の周りで、連続殺人事件が起こる。まずは綾子の知人である芸術家の甲野静馬（冨川■〔※徹ではなく、さんずいヘン〕夫）と由美（服部妙子）兄妹の母梨枝子（富田恵子）が殺されて…。最後に「原作には金田一耕助は登場していませんが...
人気シリーズとなる「家政婦は見た！」の第１作。１作目は松本清張原作だった。主人公石原秋子（市原悦子）は1940年、千葉県生れ。息子を亡くしてから夫婦仲が冷え離婚。以来、家政婦一筋20余年。家政婦協会の一室で愛猫はるみと暮らしている。彼女の生きがいは派遣先の家庭の秘密や不幸を覗き見する事。今回の派遣先は大学教授宅。温厚な主人と、貞淑な妻と、出来のいい二人の息子…という理想的な家だった。しかし、信子が行動を開始すると…。協力コスガの家具。衣裳協力フルール森陽子。【データ協力エイジ、練馬大根役者】
キー局 ANB
放送曜日 土
放送期間 1983/07/02～1983/07/02
放送時間 21:00-22:51
放送回数 1 回
連続/単発 単発
番組名 土曜ワイド劇場
原作 松本 清張「熱い空気」
局系列 ANN
制作会社 大映テレビ、ANB...
