テレビ東京にて1989年~90年に放送された南條範夫原作の時代小説「月影兵庫シリーズ」のドラマ化作品。
舞台は十一代将軍徳川家斉の文化文政期。時の老中松平伊豆守信明を叔父にもつ明朗闊達な美剣士月影兵庫と、彼を慕う旗本の一人娘桔梗、元スリで三枚目的キャラクター 合点の安の三人が東北地方を旅するうち、さまざまな事件に巻き込まれる。松平伊豆守の政敵牧野備前守忠精の陰謀との闘い、謎の剣豪幻一角との死闘を通じて、時には色模様あり、時には推理サスペンスあり、最後は兵庫の快刀乱麻を断つ活躍で事件を解決していく。
第1シリーズ:1989年10月13日 - 12月29日(全13話)
第2シリーズ:1990年10月7日 - 12月23日(全12話)
1960年代後半にテレビドラマで月影兵庫を演じた近衛十四郎の次男の目黒祐樹が敵役の幻一角を演じている。
第...
『怪奇十三夜』(かいきじゅうさんや)は、1971年7月4日から9月26日まで日本テレビ系列にて毎週日曜日夜9時30分から10時26分に放送されていた時代劇のテレビ映画である。全13話。現在、第7話「怪談悲恋の舞扇」がビデオグラム化されていないが、CSでは放映されている。70年代には夏のワンクールで怪談を連続映画化するオムニバス番組が多数制作されたが、中では最もオリジナルの比率が高く、同種の時代劇番組の中では唯一、定番の牡丹灯籠と四谷怪談を取り上げていない。
2007年にエムスリイエンタテイメントより、第7話を除く全12話がDVD-BOX(単品もあり)で発売された。
2021年8月にベストフィールドよりBlu-ray BOXが発売されたが、そこでも第7話の収録は見送られた。
2022年5月からはYoutubeのフィルドラチャンネルにて配信がスタートした...
金権、賄賂が横行していた江戸時代後期。良寛は名家に生まれながら出家して乞食僧として生きる。「たとえ乳虎の群れに入るとも名利の道を踏むことなかれ」…出雲崎の大名主の長男として生まれた良寛が、家を捨て、出家し、長岡藩主の誘いも断り、なぜ乞食僧としての生き方を選んだのか描く。
マニラの暗黒街を仕切る男神崎修治。闇に生きる彼に、日本最大の暴力団の魔の手が迫り寄る!そして、敵の策略に陥り愛する人を失った時、彼の暗黒街に生きる男のクンショウを賭けた壮絶な戦いが始まる…。
殺人を仕事とする盗っ人集団に仕掛人トリオが挑戦するサスペンス時代劇。緒形拳出演のシリーズ最高傑作! 漆問屋の小津屋一家が盗賊に惨殺された。盗賊一味の仕掛けを頼まれた梅安は、首領の顔を見て愕然とする…。
小川英二は8年の刑期を勤めて出所後、八田興業を壊滅させる。舎弟の常吉は組長湯沢を射殺して服役中であった。身寄りも仲間もいない英二は、西にいることしか分かっていない10年前に姿を消した妹のあずさを捜すため、単身九州を訪れ熊本にたどり着く。
かつて世話になった松のところに身を寄せ、熊本の組織である村川組に世話になるが、松はそのことに反対する。熊本で日本語を喋ることもできない若く美しい中国人女性梅花(メイホウ)と出会う。英二の部屋から帰ろうとしない梅花を追い払おうとするが、やがて魅かれ合う。
しかし、梅花は日本に密入国した身であること、村川組に騙され、売春婦をさせられていることを知り、梅花を村川組から救い出そうと決意する。あずさが鹿児島にいることを知った英二。既に結婚していたあずさを訪ねて鹿児島に出向くが、あずさもかつて同じように村川組から酷い仕打ちを...