企画:愛知芸術文化センター 製作/愛知県文化情報センター
エグゼクティブプロデューサー:越後谷卓司
感情のサウンドスケープ、生演奏での 上映!三年ぶりの再演!!本作は、愛知芸術文化センターの委嘱により制作された映像作品である。06年ドイツにてヨーロピアンメディアアートフェスティバル、日本国内でも07年、イメージフォーラムフェスティバルで招待上映され、後に劇場公開された。生演奏での上映は、06年秋葉原で上演されて以来、実に3年ぶり。しかも今回は、初演とは編成を変え、美しくも歪んだ、リリカルな音像を披露する。
【演奏】
クラリネット:多田哲平
パーカッション:宿谷一郎
コンピューター:池田拓実
ピアニカ:侘美秀俊
本作は真夜中の大学図書館で目を覚ました瞬介が、なぜか外に出られぬまま、いつまでも明けない夜に旧友の行人、貴織と再会する不条理劇。学生時代の演劇仲間だった3人は偶然居合わせた中年男の出目や謎の女絵美も交えて、かつて上演できなかった芝居の稽古を始める。それは「ピアニストを待ちながら」という作品だった。
繰り返しアンコール上映が行われる自主製作映画「眠り姫」をはじめ、「ホッテントットエプロン-スケッチ」「マジックリング」などで知られる七里圭監督が、2010年に東京国立近代美術館「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」展に出展された建築家鈴木了二のインスタレーション「物質施行51:DUBHOUSE」を記録した短編作品。七里監督の全作品を網羅する特集上映「のんきな〈七里〉圭さん」にて劇場初公開。
女子刑務所内で繰り広げられる禁断の愛欲の宴を描いたエロスドラマ。精神科医の美和は、両親殺害の罪で服役中の女囚エリカの精神鑑定を依頼される。早速刑務所を訪れた美和は、独房でエリカと対面するが…
森谷千波(小橋めぐみ)は結婚願望に駆られる25歳のごくごく普通のOL。佳介(高橋一生)という彼氏はいるが、
彼の仕事が忙しくふたりで会う時間が急激に減っていることに少なからず不満を感じていた。そんな時、千波の働く総務部に
人事異動で新課長がやって来る。企画開発部から異動になった桑村紀夫(保阪尚希)はスポーツマンタイプで甘く端正な顔立ちから、
たちまち課のOLたちの憧れの的となる。だが、桑村の異動は本社から営業所への左遷人事。
家庭では会計士の妻優子(西尾まり)との無味乾燥な夫婦生活を送り、彼もまた千波と同様に、心にもやっとしたものを抱えていた。
ある日、千波は残業中に桑村から夕食に誘われる。軽い気持ちで付き合ったものの桑村のマリッジリングを見て、
どこか安心する千波。しかし、その日からふたりの心と心が急速に近づき始める。お互いの気持ちが吸い寄せられ...
「眠り姫」「ホッテントットエプロン-スケッチ」などで知られる異才七里圭監督が2014年から進めている実験的プロジェクト「映画を音から作る」の一環として制作された作品。同プロジェクトの第1弾「映画としての音楽」ライブ上映、第2弾「サロメの娘」アクースモニウム上映に続く、第3弾作品「サロメの娘 アナザサイド」へ向けた試作品(in progress)となる。出演はダンサーの黒田育世ほか。